味覚の不思議
先日、テレビを観ていたら、味覚についての実験をやっていました。
ギムネマや、以前ブログでも紹介したミラクルフルーツなど、味覚を変化させる食べ物を食べてみるというものです。
ギムネマの葉を食べた後には、甘さを感じなくなってしまい、ミラクルフルーツを食べた後は、酸っぱいものが甘くなります。
なぜこのように味覚が変わってしまうかというと、
食物の味は、舌の表面近くにある味蕾(みらい)という所から脳へ伝達されます。
味蕾は、鍵穴のようになっていて、甘味や酸味などそれぞれの形があり、それにぴったり当てはまると、甘い、酸っぱいという味を感じます。
ギムネマに含まれるギムネマ酸は、甘味の鍵穴に入ってしまうので甘味を感じなくなってしまい、ミラクルフルーツに含まれるミラクリンは、酸味と一緒になると変化し、甘味の鍵穴に当てはまってしまうので、酸っぱいものを食べると甘く感じるそうです。
ちなみに、味覚は甘味、塩味、酸味、苦味、うま味の5つで、辛いという感覚は味覚ではなく痛覚だそうです。
最近では、ミラクルフルーツのタブレットが販売されているようなので、糖尿病やダイエットなどで甘い物が食べられない人にはいいですね。
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