パソコン教室 ~Excelの計算ミス~
昨日は初心者向けのパソコン教室を開きました。 メインテーマは最も普及している表計算ソフト「Excel」の使い方。
Excelは、表計算ソフトなので、得意技は表・枠などの罫線を綺麗に、簡単に描いたり、綺麗に印刷したり出来ることです。 そして、表組みされた数値は、大量に簡単にすぐに計算できたり、ちょっと複雑な計算式でも、わりあい簡単に実現できてしまうところが大きな特徴です。 この、【非常に簡単にできる】ところが、Excelの最大の魅力でしょうか。
ところで、この説明の中で、『正確に』という表現が出てきません。 というのも、実はExcelは、いえ、Excelだけでなく、他のソフトもそうですが、意外に簡単なところで、計算間違いをします。 電卓で正確に計算できる簡単な式も、Excelまかせで計算すると、簡単に間違います。
例えば、この式。
4.3-4.2 も 4.2-4.1 も答えは同じ 0.1 ですが、
EXCELでは、『違う』と判断されています。
(関数IFの意味は、計算結果が 0.1以上なら『○』、0.1より小さければ空欄)
見た目は同じ0.1ですが、実際にはEXCELの中では渋谷店は限りなく0.1に近い0.1以下。新宿店は0.1以上ですが、限りなく0.1に近い数値です。
理由の説明は難しいので、知りたい方は参考URLで確認してください。
という事で、Excelに全てを任せてしまうと、計算ミスもあります。 特に小数点以下の計算の時には、自分の判断も大切にしましょう!
という初心者向けではない話もありました。 余談ですけどね。
From なすび