31日は、土用の丑の日
2017/02/27
31日金曜日は、今年2度目の土用の丑の日です。
なんだか毎日雨ばかりで、気分も体調もスッキリしない状態が続いていますが、
こんなときは、ちょっと奮発してうなぎの蒲焼でも食して、
気持ちも栄養もちょっと豪華なイベントで気分も体もスッキリさせたいですね。
土用の丑の日に、うなぎの蒲焼を食べるのが、
『昔からの決まりである』 という訳でもないようですね。
というのも、
今も昔も夏は夏バテしやすいので、栄養価の高い食品を食べていたようです。
私は知らなかったのですが、例えば、シジミや玉子や餅などもそうで、
今でも、土用蜆や土用玉子、土用餅などの言葉が残っているそうです。
また、十二支のうちの「丑辰未戌」が5行の「土」であり、
その中でも夏の土用の丑の力が他よりも強いそうで、
バランスを崩しやすいとの事です。
そこで、その力を抑える為、「水」の力を利用するのですが、
「黒色」は「水」なので、
黒色のウナギは栄養価も高く、都合がよかったそうです。
さらに、「丑の日に『う』のつく物を食べると夏負けしない」との
都市伝説?!もあったとかで、
ウナギを食するのが習慣になったそうです。
実際、
ウナギはビタミンAやE、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)、
が多く含まれていて、
ビタミンAは、皮膚や粘膜を健康に保ち、夜盲症の防止やカロチンの吸収を
助ける等の作用があります。特に、ウナギのビタミンAは、レチノールと言い、
野菜のカロチンと違って、全部吸収されるそうです。
また、ビタミンEは、ホルモンのバランスをコントロールして、
不妊症・早産・自律神経失調症を防ぎ、
ニキビやシミ・ソバカス・肌荒れに効果があります。
DHAは、脳の働きを活発にするそうです。
EPAは、血管を丈夫にするそうです。
ちょっと、私的にはこじつけっぽい感じもするのですが、
結局、夏にウナギを食べると栄養もあって気持ち的にもアゲアゲになるから
鰻屋さんのキャンペーンにのっかったんでしょうね。
私の実家では、サンマを鰻の代わりにしていたような....。