【社員ブログ】フェイスラボの森の仲間たち

水と緑が豊かなフェイスラボの森に集う仲間たちで交わされる日々の物語。 フェイスラボとは、化粧品・医薬部外品の受託製造(OEM)専門の製造工場です。

日焼け対策!

      2016/02/19

春も近づいてきて日差しが強くなってきますね!

そもそも太陽の光とはどのようになっているのでしょうか?

簡単に説明してみましょう。

光について.JPG

まずはみなさんの目に見える可視光ですね。

なぜものに色がついているように見えるのか?

実はわたしたちは光そのものを見ているのではないんですね。

地上にある物質が太陽の光を受け、その光を物質ごとに吸収したり反射したりしているんです。私たちが見ている色はその物質の反射した色なんですよ!

上の絵のようにリンゴは赤色を反射するのでリンゴが赤く見えるんですね!
ちなみに全部反射するものは白、逆に全部吸収してしまうものは黒に見えるんですよ。

次は赤外線と紫外線です。

下の図をみていただきたいと思います。太陽からは下のような色の光が出ています。紫の方から順に波長が長くなっていきます。赤は波長の長い光なんですね。

波長資料.JPG

人が見ることが出来るのは紫~赤までの波長の色で、それ以外の光は見ることが出来ません。
では、なぜ赤外線かといいますと。

赤外線とは赤よりも長い波長、つまり可視光の範囲から見て赤よりも外側ということで赤外線なんですね。

紫外線は赤外線と逆に紫よりも短い波長、つまり可視光の範囲から見て紫よりも外側ということで紫外線と呼ばれています。

その他にも電磁波やX線などいろいろありますので興味があれば是非調べてみてください!


さて、話を紫外線に戻します。

ちょっと専門的ですが、紫外線は「UVA=紫外線A波、「UVB=紫外線B波、「UVC=紫外線C波というものに分類されます。

これらが、どう違うのか説明しますね!

UVA」は真皮(肌の奥の方)まで届いてしまう紫外線なんです!

肌が黒くなってしまったり、シワやタルミの原因になってしまいます。また、窓や雲を突き抜けて襲ってきて、光老化を促す原因となります。日焼け後数日たつと黒くなるのは「UVA」が原因なんですね!

UVB」は表皮(肌の表面)までしかとどきませんが、数時間後に肌に炎症を起こしてしまいます!

メラニンを増加させて日焼けによるシミやソバカスの原因を作ってしまいます。よく日焼けで赤くなってしまうのは実は「UVB」という紫外線が原因なんです!

日焼けといっても、黒くなる原因と赤くなる原因が違いますし、黒くなるタイプと赤くなるタイプがいるのはどちらの紫外線に強い肌かで個人差が出てくるんですね。

UVC」は強い殺菌効果があるようで、生物に対する破壊性が最も高いとされています。

ところが、オゾン層によって吸収されてしまうので地上には届きませんので安心を!でも届いていたらと思うと怖いですね!

いつまでも綺麗な肌を保つために対策をしましょう!

みなさんはUVケアの製品を使用していると思いますが、何を基準に選んでますか?

・値段

・使用感

・「SPF」、「PA」の値

・成分

・ブランド

などそれぞれ基準があるかと思います!

UVブログ資料 001.jpgのサムネール画像

さて、3つ目の「SPF」、「PA」ですがこれは何を示す数値なのか分かりますか?

「なんとなく数字の大きい方が効果が高い気がする・・・」と思っている方は多いと思いますが、それが何の数値なのか知っている人は少ないと思いますので説明しますね!

SPF」とはSun Protection Factorの略で、「UVB」による赤くなる日焼け対策です。黒くはならないけど、赤くなってしまうという方はこちらの値の高いものがおススメです!

よく見るのは「SPF30」や「SPF50」などがあり、もっと有意に高い場合は「SPF50+」というものもあります。

もう片方の「PA」とはProtection Grade of UVAの略で「UVA」による黒くなる日焼け対策です。すぐ黒くなってしまう方はこちらの値の高いものをおススメします。

表示は「PA+」や「PA+++」などがあります。今までは「PA+++」よりも有意なものであっても「PA+++」としか表示ができませんでしたが、今年の1月より新しく「PA++++」という表示が可能になったので、そろそろこういった製品が増えてくるかもしれませんね!

ぜひチェックしてみてください!

いろいろ説明してきましたが、一言にUV対策と言っても炎天下の海辺や雪山で浴びる紫外線と通勤や買い物などの日常生活で浴びる紫外線の量や強さは同じではありません。また、個々で紫外線の受ける影響も違いますので、それぞれシーンに合った使用方法をお勧めします!

無理に高いものを使用せず、状況に応じたものを選び、使用するときは十分な量をムラなく延ばし、少なくとも23時間おきを目安に状況をみて塗りなおすことが綺麗な肌を保つ秘訣なんですね!

分かってはいるんだけど、面倒くさい・・・」と思われるかもしれませんが、それが一番の近道なんですね!ちなみにシワやタルミ、シミなどはすぐは出ませんのであまり気にする方は少ないかもしれませんが、気になってきた頃にはすでに遅いです!

シミなどを薄くできるものもありますが、非常に高価ですし時間もかかってしまいますね!

そうならないためにもみなさん対策頑張りましょう!!

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