はじめての中国
2016/02/17
1月7日から9日にかけて中国へ出張に行ってきました。
上海の空港に到着後、私を出迎えてくれたのは噂に違わぬPM2.5。
なるほどなるほど、これが中国の空気か。
わかりやすくいえば、トンネルの中に閉じ込められたような感じ。景色はPM2.5で霧がかって見える。
空港まで迎えに来てくれた方と合流しタクシーで1時間半かけ新幹線に乗るための駅へ。
新幹線の時間まで1時間近くあったためスタバでコーヒーを飲んでいると、
何やら私に泣きそうな顔で訴えかけてくる老婆・・・。
どうやら金をくれといっているようだ。とうぜん渡すはずもなくその場をやりすごしたあと同行してくれている人に聞いてみると、上海ではよくあることらしい・・・。
新幹線に乗り1時間、今回の目的地である杭州到着。杭州の駅からさらにタクシーに乗ること1時間。
ようやくホテルへ。個人経営のホテルのようで、小さかったがそれなりに綺麗な内装だった。
しかし気になることが・・・。中国で水道水を飲むことは良くないことは知っていたが、
実際はどうなのだろうと思い洗面所の水を口に含んでみる・・・！？！？！？
・・・みなさん、中国の水道水を口に含むのはやめましょう。
次の日、ホテルからタクシーで1時間のところにあるアリババの本社へ。
アリババは杭州では政府よりも力が強いらしくアリババが経済を動かしているといわれているようである。敷地はひたすら広く、公園やらレストランやらバスケットコートやらドームみたいな建物やらなんやらと視界に入るすべてがアリババの敷地だった。なかには幹部クラスの宿泊施設もあるらしい。
外見だけ見れば、すごいなと感じた。
昼食にアリババの社員食堂に連れて行ってもらった。
フェイスラボの敷地が余裕で入りそうな食堂で、いろんな匂いが充満していた・・・。
実際に社員に交じって注文してみると、金額は安くこの量で300円程度だった。
材料の安全性はわからないが味はいけていた。
この日はアリババの敷地内で知り合った人たち10名ほどと食事に行った。全員アリババの運営する天猫国際に個人店をだしていて情報を得るために食事に行くことにした。
全員が中国人で実際のところなにを話しているのかよくわからなかったが、女性ばかりだったため最初は女子会のノリで、女性の集団には慣れているため気楽にやり取りなどを観察していた。
途中から4，5分きて帰る人や、ひとりで急にあらわれた男性などいた。
この男性の雰囲気が妙に落ち着いていたため怪しいと思っていたら、男性が話していることに一人だけ食いついていない女性がいた。男性が話している内容を少し訳してもらったら、
幹部の人を知っているからうまいやり方がある、多少余分に費用はかかるが・・・といったようなことだった。
なるほど・・・このふたり手を組んでるな。
下ネタあり情報交換あり、今回はいろいろと肌で感じ取ることができた。
せっかく中国へ行ったからその土地の食べ物を食べてみた。
味は、なかなかおいしかった。食べ続ける自信はないが。
みなさんも中国へ行くことがあったら、
水道水は口に含まないようにしましょう。